ギャルに目覚め、小5で「LOVE&PEACE」。
みちょぱさんの「香水デビュー」はいつでしたか?
ギャルメイクやファッションに目覚めたのと同時だったので…小5ですね。当時のギャルモデルさんたちの間で流行っていた「LOVE&PEACE」っていう香水を使ってました。濃くて甘い「ギャル」って感じの香りで、それを吹きかけることが最後の仕上げ。当時から、私の中でメイク、ファッション、香りはセットでした。
小学校にもギャルの香りをつけて通われていた?
いえ。メイクもファッションも、全部学校が終わって、家に帰ってからでした。誰にも会わないのに、必死にメイクの練習をして、洋服を着て、香水をふりかけて「これでギャルだ!」って満足してました。
結婚しても変化なし。家では10種類以上の香りを使い分け
その後、中3でギャルサークルを立ち上げ、モデル活動も開始します。
しっかりギャルになった頃には、今と変わらない強い性格になっていたと思います。香りも女性っぽいものよりメンズライクなものとか、クールな印象のものを使うようになってて。GUCCIの「rush2」を使っていたことは覚えています。高くて自分では買えないはずだから、ママが使っていたものを借りてたのかも。
みちょぱさんのスタンスが、香りにも表れていた。
今でもなんですけど、心のどこかで「なめられたくない。なめられたら終わりだ」って思ってるんですよ(笑)。誰かに何かされたってこともないんですけど。
「自分は何言われても気にしねーぞ」って気持ちを大事にしてて、だから同性にも異性にも媚びることなく、自分が好きな香りを選んでましたね。それは今も変わらないです。
2022年にご結婚されてからも、香りに変化はなし?
はい。いい意味で、結婚前後で香りも生活も何も変わっていません。私、家では部屋ごとに香りを変えていて、リビング、寝室、玄関、洗面所、廊下とか、10種類くらいディフューザーを使い分けてるんです。夫より私の方がこだわりが強いから、全部私の主張通りになっています(笑)。
フレグランスブランドもプロデュース。香りは、体の一部。
香水も使い分けていますか?
はい、ファッションのテイストにあわせて。スカートだったら甘めの香り、デニムだったらさっぱりめ、とか。あわせるというより、香りはファッションの一部ですね。
フレグランスブランド「プアナナラ」をプロデュースしてからは、本当に自分の好きな香りが完成してるんで、その3種の中で使い分けてます。
お仕事にも、香りは影響する?
仕事のルーティーンがあって、収録前に決まった香りを手首につけるんです。香水って、そうやってスイッチを入れるアイテムでもありますよね。
モデルさんとしては、香りによって表情づくりやポージングなどにも影響する?
んー…そこは、どんなときでもちゃんとやりますね(笑)。
最後に、みちょぱさんにとっての「香りとは」を教えてください。
さっき、「ファッションの一部」って言いましたけど…もう「体の一部」です!
1998年10月30日静岡県生まれ。A型。 『みちょぱ』の愛称で同世代に人気のモデル。25歳。 10代が選ぶカリスマモデルに選出される。 『TOKYO GIRLS COLLECTION』など多数のファッションショーに出演し、 近年ではバラエティ番組を始め多数のTV・ラジオ番組に出演し話題と なっている。