「パルファン（パルファム）」って知ってる？「オードパルファン」との違いも徹底解説

パルファン（パルファム）とは？

香水には「パルファン（パルファム）」「オードパルファン」「オードトワレ」「オーデコロン」の4種類があります。

これらの香水は賦香率（香料の濃度）と持続時間で分類されており、もっとも賦香率が高く豊かな香りを放つものがパルファンです。

また持続時間も長く、一度付けたら夜まで付け直しの必要がほとんどありません。

▼香水の種類による賦香率と持続時間の違い

※法律で定められているものではないため、各メーカーによって賦香率は異なります。

また、種類の表現もメーカーにより違う場合があります。

おすすめの使用シーン

パルファン（パルファム）は普段使いより、パーティーなどの華やかな場での使用がおすすめです。

香りが強いため使用量や使用シーンを誤ると印象のミスマッチにつながる可能性があるためです。

パルファンを使用するときは太ももや腰、足首などの下半身に1滴だけ付けます。

それ以上は香りが立ちすぎてしまうため注意が必要です。

また、香りは下から上に向かうため、上半身より下半身が付ける場所として適しています。

ただし、足裏などの汗をかきやすい場所は避けましょう。

付けるタイミングは外出する約30分前がベスト。香水は3段階で香りが変化し、付けてから5〜30分程度は特に香りが強いため、少し早めに付けておくことでほどよい香りを纏った状態になります。

オードパルファン（オードパルファム）との違いは？

前述のとおり香水には4つの種類がありますが、なかでもパルファン（パルファム）と、オードパルファン（オードパルファム）は名称が似ていることから混同されがちです。

付けたときに与える印象や纏う雰囲気、また使い方などにも違いが出るため、ご自身に合ったほうをお選びください。

香水初心者の方ならば、より香りの濃度が低いオードパルファンがおすすめです。

パルファンより取り扱いが多く豊富な商品が展開されているため、お気に入りの商品が見つかりやすいといえます。

また、パルファンは高濃度だからこそ使い方に気を遣う必要があり、付けすぎてしまうなどの失敗をしてしまう恐れがあります。

どちらかといえば上級者向けの香水です。

香水の付け方のポイント

パルファンやオードパルファンなど、濃度が高く香りが強めの香水は弱く香らせることでほど良くなります。

そのためのポイントは「付けるタイミング」「付ける場所」「付け方」の3つです。

付けるタイミング：

香りの強さは時間経過によって変わり、トップノート、ミドルノート、ラストノートの3段階があります。このうち付けてから5〜30分間にあたるトップノートは香りが強すぎる傾向があるため、人と会う時間に被らないようにしましょう。

外出の30分前を目安に付けるのがベストです。

付ける場所：

パルファンやオードパルファンは1滴付けるだけで充分な香りを放ちます。

このとき付ける場所は太ももや腰、足首などの下半身がおすすめです。

香りは下から上に向かって移動するので、結果的に全身が芳香に包まれるようになります。

服の下に隠れる部位に付けるとより香りを抑えられるので、香りの強さが気になるときに試してみてください。

付け方：

付ける前に、まずはシャワーを浴びたり、汗拭きシートを使ったりして肌についた汗を拭いましょう。これにより汗の臭いが混ざりにくく、香水本来の香りを楽しみやすくなります。

そして付けるときは基本的に1プッシュ。それでも量が多いと感じた香水は、次回から控えめに押しましょう。

空中にプッシュしてその下をくぐる方法で付けるのも、優しく香らせたいときにはおすすめです。

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魅力的な香りを楽しんで

今回はパルファンについて、香りの特徴やおすすめの使い方、選び方、付け方のポイントなどを解説しました。

軽い香りが好まれる傾向にある近年ではパルファンを見かける機会が少なくなっていますが、パーティーなどの華やかさが欲しい場面には、その魅惑的な香りがよく似合います。

強すぎる香りを纏うことに不安がある方は、パルファンよりも香りが控えめなオードパルファンで代用するのもあり。

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