【 代表取締役CEO 髙橋くみ 】2020年3⽉、株式会社Be-A Japanを設⽴。家族と住むアメリカ・LAと日本を往来しながら経営を⾏う傍ら、生理や女性活躍推進に関してのセミナー等を積極的に実施。二児の母。【 商品開発責任者CPO 中村千春 】商品の企画/開発およびコンテンツの充実化を通じて、顧客への提供価値を最大化すること、それらが現在および未来の社会に貢献することがモットー。三児の母。
【 奥村玲生 】数々のヒット商品を企画する傍ら、香りの新たな価値創造にも尽力。今回”香りでその人が輝き続けるための選択肢を増やす”ことを目指し企画を担当。一児の母。【 粕谷翔子 】香りのチカラで「女性の不」を解消できないだろうか?という想いからセールス部門に属しながら本プロジェクトを立案・推進。一児の母。
改めてベア アロマシューター(以後、アロマシューター)を発売することになった経緯を教えてください。
(髙橋)2022年にはじめてご連絡を受けたのがきっかけですよね?
(粕谷)はい。私の産後のタイミングでBé-A〈ベア〉様のショーツに出会ったことで、圧倒的にQOLが上がったことにすごく感動しました。
それこそスマートフォンが発売された時と同じぐらいの衝撃を受けて(笑)そこから大ファンになり、オファーをさせていただきました。
(髙橋)すごく熱い思いでオファーをいただいたのを今でも覚えています。詳しくお伺いしたところびっくりするくらいお互いの本社が近くて(笑)そういったところでもご縁を感じましたね。
もともとBé-A〈ベア〉は「その日であることを忘れられる一日にしたい」という思いで商品を作り続けてきましたが、粕谷さんから「ニオイのストレスを香りで解放したい」といったお話をいただいた時、私たちの想像を超えた非常に素敵なご提案であると、ぜひ一緒に商品づくりをさせていただきたいと思いました。
(中村)ふとしたタイミングでニオイを感じると、「今日はあの日だったな」と思い出してしまいますよね。何度も改良を重ねてきていますが、ショーツ単体でニオイを完全に消すというのはやはり難しく、私たちも課題として感じていました。
粕谷さんからご提案を受けたとき、ショーツだけでなく香りとかけ合わせてその課題に取り組むことができたら、それはまるで魔法のようではないかと驚きとともに喜びを感じました。
Bé-A〈ベア〉ブランドとしてはアロマシューター以外には香りものは現在発売されてないと思いますが、「香り」についてBé-A〈ベア〉の皆様はどのような距離感で捉えていたのでしょうか?
(髙橋)実は私、香りが大好きで!毎年、年が明けたら新しい香水を購入して、それを今年の香りとして楽しんでいます。
香水って毎日使うと大体1年で使い切るので、年明けが近づくと百貨店に行って香りを選びに行っています。数年前に選んだ香水を思い返すと、今の自分では絶対に選ばないような香りだったりするので少し面白いです(笑)
(中村)私たちは「このアイテムをつかうときはこんな気分になってほしい」という気持ちを込めたものづくりを意識しています。
他ブランドでスキンケアラインを展開しているのですが、そちらは特に香りにこだわりを持ってつくっていて。ものづくりをしていく中で、心地よさ・嬉しさといった体験には香りが強く影響していることをすごく実感しています。
(髙橋)例えば、心地の良い空間づくりのためにオフィスでもアロマを炊いてみたりですとか。アロマシューターの試作品もあっという間になくなりましたよね(笑)
(中村)そうそう(笑)社内でも香りに対する感度は高いですよね。
今回ふたつの香りが登場しますが、こだわりポイントはありますか?
(奥村)コンセプトとして、生理中の日と普段の日のふたつを軸に置き、香りづくりを行いました。アロマ精油を用いた商品開発は、FITSとしてもあまり前例がなく挑戦でした。
アロマ精油といえば、ラベンダーを筆頭に思い浮かべると思いますが、ラベンダーの香りが苦手という方も意外と多くいらっしゃいます。
そういった方でもよい香りだと感じられるような香りづくりを意識しました。
生理の日用であるフォーピリオドは、PMSなどによってモヤモヤするような時間でも気分を上げられるようにと、女性らしさを感じるローズの香りを採用しました。
普段の日用であるフォーデイリーフレッシュは、フォーピリオドとはまた違ったフレッシュな香りが良いという話が上がり、ティーツリーやユーカリなどといったハーバルな香りを採用しました。
Bé-A〈ベア〉様とも何度も香りについて話し合いをさせていただいて、試行錯誤を繰り返しましたね。
商品開発において苦労した点はありますか?
(中村)はじめから方向性に近い香りはすぐ決まったのですが、そこからの調整にすごく時間をかけました。生理中の独特なニオイを甘い香りで覆いたくはなくて。
ローズの香りだけれども、甘くはない。という部分に非常にこだわって、何度もやり取りをさせていただきました。
香りについてだけでなく、コンセプトについてもはじめは3つのシーンで使い分ける想定だったんです。でも、細かく使い分けなければいけないというのは使う側にとって、難しさや大変さにさいなまれてしまう。
誰でも簡単に商品の良さを享受できることが一番だと最終的に2つのコンセプトに着地しました。
(粕谷)商品づくりをしていく中で、できるだけいつでも、どこでも、手軽に使うことのできるものを作りたいという思いはお互いに同じだと感じていました。
その思いが一致していたからこそ、何度も話し合いを重ねて最終的に良いものが作れたのではないかと思っています。
香り以外にこだわったポイントを教えてください。
(髙橋)ボトルに関してはかなりこだわって、良いものが作れたなと思っています。持ちやすさであったり、指紋がつきにくいようマット加工を施したり...。
トイレ内でも使いやすいよう、ミストの細かさや音についても静かなものになるようこだわりました。
名前を決めるときにもすごく時間をかけましたね。
イヤな香りにシュッ!とアプローチするという意味で「アロマシューター」になりました。
(中村)毎日お使いいただくものですから、今回出る2種類の違いがすぐに分かるというステップはとても大切だと思っていました。
Bé-A〈ベア〉のブランドイメージとしては白黒がメインなのですが、「今日はこの日だからこれ」と間違えずにすぐ手に取ることのできるような視認性の高さと、色々な香りをブレンドして作られた香りの奥深さを伝えられるように、あえて白黒ではないカラーリングにしました。
デスクにぽんと置いてあったとしても、一見素敵なコスメをもっているのかな?と、一目で消臭剤と分からないさりげなさというのも、デザイン含め時間をかけて考えましたね。
Bé-A〈ベア〉ユーザーの方にはもちろんだと思いますが、その他どのような方にこのアロマシューターを使っていただきたいですか?またこのプロダクトを通じてユーザーの方にどのようになってほしいですか。
(粕谷)もちろんニオイが気になる全ての女性に使っていただきたいです。一方で、モニターをされた方の中で「初めて自分ってニオイがあるのかも。」と気づかれた方もいらっしゃって。なのであまりそのようなニオイを感じていない、認識してない人にもぜひ使っていただきたいです。
(奥村)アロマシューターは、気づいてないけれど実はそうなのかもしれないということに気づかせてくれる商品だと思っています。使っていただくことで、この商品が女性のお守りアイテムのようになってくれたらうれしいです。
(中村)女性の悩みを議題にしたセミナーを開催していると、生理中のストレスやネガティブな部分に「そんなものだ」と諦めてしまい、我慢をしていることに気づかれていない方に多く出会います。そのような方たちに”我慢しないで、解決できるよ”とこのアロマシューターを通して伝えられればいいなと思っています。
(髙橋)アロマシューターという名前にしたのは、前向きに悩みを解決してほしいという思いからです。多くのお客様から様々なお声をいただくのですが、人それぞれ色々なニオイのお悩みを抱えていらっしゃると感じています。アロマシューターはそれぞれの悩みを抱えたどんな方でもうしろめたさを感じずに、ポジティブに使っていただけるとうれしいなと思っています。
販売情報はこちらから
https://www.fits-japan.com/news/20240829
Bé-A〈ベア〉公式オンラインストア
https://withbe-a.com/pages/about-aromashooter
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